Bob's Body Leaves Us


「シンセサイザーの父」ボブ・モーグ博士が死去 - ITmedia NEWS
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音楽を変えた「シンセサイザー創始者ロバート・モーグ博士が71歳で死去した。

何から語ればいいのか...。

初めて「Moog」の音に触れたのは、冨田勲氏の「月の光」だった。

月の光

それから、YMOKraftwerkに触発されて、
Synthesizerを手にするようになった。
子供のころ、
松本零士のメカニック・デザインに憧れていた自分にとって、
Moog III-Cは「夢を現実にするマシーン」そのものだった。
結局、自分はMoogユーザーにはなれなかったけど、
DX7を買ったヤマハセンターで、RolandMoogのツマミを、
訳も分からず、手探りでいじってた。

自分にとって、
「Synthesizer」は「音楽」より前にあるもの。
「音楽」によって「Synthesizer」を知ったのではなく、
「Synthesizer」によって「音楽」へと導かれた。

最近、Synthesizerから少し遠ざかっていたが、
これを期に、反省に意味も込めて、
また「Synthesize」していこうかと思う。
わずか7千円とはいえ、十年前の自分の曲に、
印税を振り込んでくれた方々に申し訳が無いしね。

ご冥福をお祈りします。